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【夫の育児参加奮闘記】子供を認める重要性

自分のお子さんを認めてあげてますか?

僕は、小さい頃から勉強を義務付けられて育てられました。
常に他人と比較されて、学校でも点数や順位で比較される環境で育ちました。

確かに、学歴としては日本トップレベルなのかもしれません。
でも、それが本当に幸せなのか?と振り返ってみれば、優越感を得られても幸福感は得られませんでした。

父親になってみると、そういった環境で育ったからか、自分の子供を他人と比べて優れているか?良い生活をさせてあげられているか?そんなことを意識して、
去勢を張って、格好つけてきました。

でもそれって、自分が優越感を得るための行動であって、子供のためにはなっていないんですよね。
些細なことで叱って、細かいことで指摘して、なんとか人よりも優れた子供に育てようとしている。もう、子供の人生を親がコントロールしようとしてますよね。

それが違うと気付かされたのは、子供のある一言がきっかけでした。

ししってバカなの?

当時3歳の娘に、「しし(娘のこと)ってバカなの?」

これは正直、衝撃でした。
自分の大切な娘に、こんな言葉を言わせるなんて思ってもいませんでした。

あまりにも衝撃すぎて、言葉を失ったとともに、非常に心が痛くなったのを今でも忘れません。
そして、その時、娘に謝れなかったことがずっと後悔しています。

娘を自分と対等に考えよう

これをきっかけに、娘を子供扱いするのではなく、一人の人間と認め、自分と対等に考えようと強く思いました。

娘がネガティブな発言をしたときに、「ししはどうしてそう思ったの?」と聞いて、娘の意見をきちんと聞いて、それに対して誠実に答える努力をしました。

しかし、子供は話してくれません。もちろん、伝える方法や言葉がわからないのもありますが、問いかけても答えてくれません。

つまり、子供に素直に発言する機会すら奪ってしまっていたのです。

夫婦揃って悪戦苦闘の始まり

親も人間です。何も言ってくれないことに腹が立つ日々。妻も悩み、僕も悩みました。

そこからは、コミュニケーションの練習をしました。
質問をして、自分の気持ちを素直に話せるように誘導して、本音を聞き出す努力をしました。

そして、親でも自分が悪いと思ったらちゃんと子供に謝り、嬉しい時には一緒に喜び、悔しいときは一緒に悔しがりました。

絵本を必ず読んであげたり、一緒に絵を書いたり、パズルを一緒にしたり・・・関わる時間を増やし、細かなところにまで目を配り、些細な発見を見落とさないようにしました。

次第に、娘も一緒に遊ぼう!パパ、これやめて!ママこれして!など、自己表現をしてくれるようになりました。

3ヶ月が経過するとようやく話してくれた

「ししはこれが嫌だ!」「ママが(パパが)こういったから悲しかった」「こういったことが楽しかった、嬉しかった」

これを言われたときは、夜妻と晩酌しながら喜んだものです。それはもう、酔っ払うくらい飲み明かして喜びました。

子供を認めてあげることの大切さを徐々に気付くことができるようになってきました。

それは、自分の行動や言動にも反映されるようになってきました。
むやみに苛つくこともなくなり、意味の無いしつけや叱ることは概ねなくなってきました。

子供との会話も増え、妻と関わる時間も増えたことで、夫婦の会話も大幅に増えました。

子供を認める努力の内容と得た経験

自分の考えを押し付けると子供は成長しない

自分の考えを押し付けることによって、子供は考えることをしなくなります。
言われないと何もできない、言われるまで何もしない。それだけでなく、親にもっと自分を認めてもらいたくて、物を壊したり投げたり、叩いてきたりします。

それで怒ると、子供はようやく親の意識を自分に向けることに成功したと思います。きっとこれが、子供の非行に繋がるのだと思います。

きちんと会話をし、ともに解決していけば、子供はしっかり自分で考えて良し悪しの判断やそれに伴った行動をしてくれます。

子供の自発性を妨げない

子供のやりたいことはなるべくやらせてあげるようにしています。勉強したい!踊りたい!洋服を自分で決めたい!など、自分で自発的にやりたいと思ったことは、進んでトライしてもらっています。

失敗したり、その服の組み合わせは・・・なんて思うこともありますが、そこは寛大に受け止めてあげましょう。
その組み合わせはダサいなどは絶対に言わない。例えば、「これとこれにしたらもっと可愛いと思わない??」とか、色の本を一緒に見て、「これとこれの色が合うんだって!」とか、
一緒になって考えて、失敗も一緒に考える。失敗は指摘せずに、こうったパターンもあるという知識にしていく。そうすることで、子供の理性のある自発性が育まれます。

子供に将来の夢を聞かない

これは親や教育者の怠慢です。大切なのは、「今日の積み重ねが未来に繋がる」と親が理解し、今このひとときをどれだけ大切に過ごしてくれるかを意識することが大切です。

そうすると、子供は時間を意識するようになります。今年4歳になる娘は時間を気にします。つまり、自分の時間を最大限活かすために、自分で予定を立てて遊んだり勉強します。

お恥ずかしながら、僕も娘に「ちこくしちゃうよ!」「忘れ物ない?」「お弁当持った?」「早く準備しないと間に合わないんじゃない?」と指摘されるようになりました。笑

将来の夢を聞く前に、「今の子供」をありったけの愛情で接してあげて下さい。きっと、子供が将来の夢を発見したとき、今を大切にすることの重要性を理解してくれると思います。

子供に嘘をつかない

子供が言うことを聞かないからと言って、嘘をつくことはやめましょう。
これは、絶対にしてはいけないことです。理由は、「子供扱い」しているからです。

自分の子どもを自分の都合で騙してはいけません。
事実をしっかり伝えて、子どもがぐずってもそれは親の責任で起こったことであれば、親自身が認めなければなりません。
私たち家族は、どんなことがあっても絶対に嘘はつきません。対等に、しっかり伝える努力をしています。

約束を守る

子どもは約束を覚えています。親が約束を破ると、子どもも約束を破ります。それが繰り返されることで、親は子どもからの信頼を失います。
僕はどれだけ仕事が忙しくても、子供の行事や約束を破りません。破らないために計画的に仕事をして、どれだけ夜遅くになっても仕事をやり遂げ、約束を守ります。

妻のサポートを旦那がしっかりする

子供は自分が思う以上に、親のことを見ています。
僕は、朝の洗濯やコーヒーを入れたり、娘の幼稚園の準備を手伝います。妻はその間お弁当作りや洗い物、子供を幼稚園まで送ります。

妻の時間に余裕が生まれることで、子供への心の余裕を作り出しますし、朝ごはんも一緒に食べれることで、コミュニケーションもしっかりとれます。
旦那は仕事で子供が寝た後に帰ってくることが多いと思いますので、朝の時間を大切にすることで、子供は喜んでくれます。
もちろん、妻も喜んでくれますし、そんな雰囲気が毎日をもっと楽しくしてくれます。

まとめ

自分の経験や体験を記事にしてみました。育児は本当に大切ですが、一つうまくいけば本当に楽しくなります。
そのためには、子供のことを考え、対等に接し、夫婦の結束をもって過ごせば、きっとより良い毎日になります。
今度も、旦那目線での教育、育児について配信していきますので、今後とも呼んでいただけると嬉しいです。

  • B!